いわゆる高機能ツーリングジャケットってヤツで、あらゆる場所、あらゆる気候、あらゆる気温に対応する為の調整機能を満載したアドベンチャー系の定番ジャケット。
セミロング丈の定番デザイン。このタイプとしてはちょっと収納は少なめ。 |
背面には大型ポケットを用意。反射テープがデザインとして取り込まれているので夜間でも安心。 |
背面の大型ポケット。折り返しとベルクロで防水性も高そう。 |
近所をブラブラする程度なら暑い寒いは我慢で何とかなるが、遠出のツーリングや複数日に跨るロングライドでは気候・気温の対応幅が広いこの手のジャケットの安心感は絶大。長時間の我慢は集中力を削ぐし場合によっては危険に直結するのでこういうとこのコストはケチっちゃダメ。
アウター自体シッカリした生地が使われているので、真夏の着用は無理があるが出先で予想外に暑かったとか、春・秋の様に日較差が大きい季節には充実したベンチレーション機能で快適さを維持できる。
胸部はこの状態からファスナー開放で下の写真の様に全面メッシュに出来る。 |
腕部も肩から手首までメッシュにすることが可能。 ここはトリプルファスナーになっているのでメッシュの幅、位置を自由に変更できる。 |
背面は排熱用のベンチレーションを左右に配置。 |
アウターの内張りは肌ざわりの良いメッシュ素材で汗ばんだ時の快適性を確保。 |
上記アウターに加え、透湿防水・防風ライナーと中綿入りの防寒ライナーが付属する3レイヤー構成。それぞれを組み合わせることであらゆる気候・気温への対応幅を広げている。
ちょっと分かりづらいが左からアウター、防風ライナー、防寒ライナー。 この3つは全てファスナー&ホックで一体化することが可能で脱着性も確保している。 |
別体式のネックウォーマも付属。 厚みのあるフリース素材と防風生地の組み合わせで隙間からの冷気の侵入をカット。 |
防寒ライナーにはインナーカフが用意されている。 この上にグローブをすることで袖口からの冷気侵入をカット。 |
腰下からの冷気侵入を防ぐウインドスカートも装備。これが有るのと無いのとでは冬場の保温性は大きく違う。 ウインドスカートの上に見える横向きのファスナーは同社製のウインターパンツとの接続用。 |
フルライナーの状態とアウターのみの状態ではジャケットの厚みが大きく変化するし、そもそもライダーの体型も千差万別。しかしダボつきバタつきは疲労の元だし、時には事故の原因になったりするので、体型調整機能もこういったジャケットでは重要。
首元のホックも5段階で調整可能。この金具はライディングジャケットでしか見ないね。 |
腕部は上腕、下腕の2箇所にバタつき防止のホック。3段階に調整可能。 |
脇からウエストにかけての身頃を調整するベルト。もうちょっとタイトに絞れると良かった。 |
袖の後ろ側を引っ張ることで肘プロテクターの位置を3段階で調整するホック。 |
袖口はベルクロで調整。 腕ベンチのファスナーがトリプルファスナーなので袖をガバッと開けるとグローブの脱着も楽。^^ |
ライディングジャケットなのでプロテクターも当然装備。ハードタイプで胸部も含めてフルプロテクションなのはこのタイプでは珍しい。コミネは時代の要請等に柔軟かつ素早く対応しつつ価格も安いので好き♪ ^^
胸、背、肩、腕のフルプロテクション。全箇所ハードタイプが標準で付属なのはコミネぐらい。 |
胸プロテクター。アドベンチャータイプのジャケットは海外製が多いので付属してなかったり、そもそも対応していないモデルも多いのでココはポイント高い。 |
背プロテクターはCE適合のハードタイプ。ココもソフトタイプが多い中コミネはハードタイプが付属。 |
肩プロテクターもCE適合のハードタイプ。 |
肘プロテクターもCE適合のハードタイプ。 |
ミタメは "いかにも" で近所への買い物程度で羽織れる上着ではないけど、こういうギミック満載の "仕事服" はワクワクするよネ。気になる点としてはライディングに特化しすぎててバイクを降りた瞬間、重さとゴツさと派手さで動きづらくなるってこと(笑)
どんどん気軽な撮影ライドから離れて行ってる気もするが、大丈夫か?>俺... ^^;;;;;;;