2017/07/02

何を言ってるかわからねーと思うが、起きたことをありのまま話すゼ

突然ですが... CRF1000L Africa Twin(DCTモデル)を買ってしまいましたっ! (>_<)

400Xを買って一年も経ってないのに乗り換え... 自分でも今回はホント馬鹿だなぁと思うんですが、あと何年、何台のバイクに乗れるか逆算した方が早いお年頃、後悔するよりは本当に乗りたいものに乗ろうと、家族にワガママをきいて貰い無理な乗り換えを実現してしまいました!
さようなら400X。良いバイクでした。^^
400Xも小さい方では無いんだが、アフリカツインと比べると... ^^;;

高校生の頃に弟に勧められて見たパリ・ダカールラリーでNXR750に心奪われたのが私のビッグ・オフ好きの始まり。そのNXR750レプリカとして発売されたのが最初の "アフリカツイン" XRV650でした。免許も無くロードスター(NA)を買ってしまったコトもあり結局XRV650も後継機のXRV750も入手することなく販売終了。結局乗れないままで終わってしまったと完全に諦めてました。

それから15年... 昨年2月、クルマ系のニュースサイトで「アフリカツイン復活」という見出しを見てビックリ。もぉ完全に無いと諦めてた "アフリカツイン" の復活。しかも超カッコイイ! さすがにリッターバイクを野ざらし駐車するわけにもいかないし、そもそも免許が無い(笑)のでスグにどうこうは出来ないんですが、今回こそは「いつか」乗ってやろうと決心しました。
このクラスになるとウイングマークも高級感が...

コレが昨年からの、ロードスターを降りる決心をして、バイクガレージを建てて、大型自動二輪の免許取りに行ってという一連の行動の発端だったりします。とはいえ、当時はガレージも免許も全く目処が立っていない状況だったので、「いつか」を現実的に捉えることも出来ず、400Xフル装備で買ったり、キャンプ道具買い替えたりと散財してしまうトコが無計画物欲魔神の悲しい性なんですが... (´Д` )

ココからは皆さんご存知の通り、ロードスターが存外に高く売れ、ガレージが建てられ、教習所に通うコトも出来ました。とどめは先日の試乗。憧れはあったけど乗ったことの無かったアフリカツイン。想像をはるかに超えアドベンチャーバイクの理想型とも言うべきライドフィール。音、振動、性能、機能全てが私が理想としているそのものでした。
パラレルツインの心臓部。左側のデカいユニットがDCT。
フロントブレーキはラジアルマウント。
サスは前後とも圧側/伸側を独立して調整できるフルアジャスタブル。
リアのプリロードは工具不要で調整可。

もぉこうなったら止まれません。ダメ元で藻掻いてみた結果、ギリギリで何とかなりそう... 当然いろんなトコで無理・無茶は生じますが、ココで飛び出さなきゃ絶対後悔する。ということで、私自身想像もしていなかった(苦笑)んですが、本日アフリカツインをガレージに迎えることが実現しました!

Vツインからパラレルツインに形式は変わったけどマスの集中にとことん拘ったコンパクトなエンジン、タンク下に配置されたエアクリーナー、セミドライサンプで稼いだ最低地上高、カウルにマウントされたデュアルヘッドライト、スタンディングを意識した絞り込まれたタンク、日本人には厳しいシート高(笑) どこをとっても "アフリカツイン" です。^^

更にDCT(Dual Clutch Transmission)、ABS、HSTC(トルコン)といった最新アドベンチャーバイクらしいハイテク装備も満載。特にDCTは世界中探しても二輪の世界ではホンダ車しか搭載していないキレッキレのハイテク独自装備。
とても見やすいメーターパネル。情報量もスゴい。 
こんなにボタンがいっぱい付いてるハンドル初めて見た(笑)
オプションで装着したシフトペダル。咄嗟のシフトダウン用と考え装着したが、DCTの方が判断早くて適切。
出番は少ないかも... ^^;;

オプションは控えめにグリップヒーターとサイドパニア、DCT用シフトペダルの3点のみ。重量もかなりあるのでガード類やフォグランプは今回は無し。ETCが標準装備で出費を抑えられたのはラッキーでした。(グリップヒーターも標準にして欲しかったけど...)

400Xからの移設は電源(5V6A)、Xグリップ、ヘプコのトップケースを予定。ヘプコはサイドも含めて移設を考えたんですが、マフラーを避ける都合で右側だけが外に出っ張ってしまううえ、ステーだけでも結構高価い... 純正パニアがステー不要の優秀な設計だったというのもあり移設を諦め純正へ。普段乗りではパニアは外しちゃうのでステー不要でスッキリするのはかなりポイント高かったっす。^^
iPhoneはRAMマウントとXグリップでシールドのステーに装着。
この位置のナビはめちゃめちゃ見やすい♪
帰宅後、早速フルパニアにしてみた。デカい...(笑)

寄り道しつつの帰宅で乗っただけですが、試乗の時に感じた "理想のバイク" という印象は確信に変わりつつあります。純正マフラーとは思えない歯切れの良いサウンドに、不快にはならないレベルに調整されつつしっかり伝わるツインらしい鼓動感。1,000cc、240kgオーバーを感じさせない軽快な乗り味。不整路面をいなしつつ腰砕けにはならない脚周り。そして絶対にエンストしないDCTの安心感。
コイツとならドコまででも行けそう♪ 

この価格帯のバイクを購入するとなれば当然 BMW F800GS や TRIUMPH TIGER 800XC なんかも頭にチラついたんですが、初志貫徹 アフリカツイン にしてやっぱり良かった。
オフ車らしいルックス、パリダカから続くヒストリー、オン/オフ問わずの高い走破性と快適性、DCTという先進性。こいつとは長い付き合いになりそうです。^^
これからヨロシクね。^^