2023/01/28

あーかーげー

うふふふふ。突然ですが、AKGのK701-Y3を買っちゃいました♪
開放型ですヨ。憧れのAKGのKシリーズですヨ。Kシリーズの元祖である701ですヨ。


もぉ10数年前ですかね。ヘッドホンのこと何も知らずにデザインのカッコ良さに一目惚れして買う気マンマンでヨドバシのオーディオコーナーに行って、値段(当時6.x万円ぐらいだった記憶が...)と鳴らしにくさ(62Ω)に絶望して撤退したのが懐かしい(笑)

ま、私がヘッドホンを使うシーンは当時は通勤時ぐらいだったのでそもそも機種選定間違ってたんですけどネ。^^;;

で、現在のハナシ。先月オーディオインターフェースのYAMAHA ZG01を導入して自宅でもヘッドホンを使う機会が増えました。WH-1000XM5やArctis Nova Proを使ってたんですが、やはり密閉型は長時間使用ではそれなりに聞き疲れがします。

YAMAHA ZG01

それなら今まで使用機会が無かった開放型もイイんじゃないかと。鳴らしにくさに関してもPCやiPhone直付けではなくZG01経由なので多少インピーダンスが高くても大丈夫だろうと考えました。

前述の経験があるので開放型買うならAKG一択。「最近のAKGはどうなってんのかなぁ♪」と物色始めたら、なんとまだK701が新品で売ってるじゃないですか! まさか20年近く前に販売開始したヘッドホンの新品がまだ買えるなんて思ってなかったのでビックリ。

調べてみると一度は絶版になったものの人気等を理由に復活したそうデス。しかも工場が本社のあるオーストリアから中国に変わったことで価格が爆下がり。ヨドバシで新品が21,380円で売ってました。中国製になったからといって音質や製品クオリティに影響は無くオーストリア時代のモノとほとんど同じというレビューも沢山上がってました。それどころか不評だったヘッドバンドのコブが無くなって装着感は向上したとか言われてました(笑)

ってなワケでその日のウチにポチり本日到着しました♪
装着感はかなり軽く、イヤーパッドも大型で耳のどこかが当たって気になるみたいなコトも皆無。Kシリーズの特徴であるセルフアジャスト機能も秀逸。無調整で毎回ベストなポジションで装着できます。密閉型と違い圧迫感や蒸れる感じもほとんど無く、本気で長時間使用を前提に設計されたモノなんだということが伝わってきます。(^^)



音質はエージング前ですが期待通り。とても自然で脚色の無い素直な鳴り。一部レビューでは低音が弱いみたいなこと書かれていますが、そんなコトは無いと思います。強調されていないだけでキチンとドラムもベースも鳴っているので私はこのままでOK。中高音も綺麗に鳴っていて刺さる感じも無いので非常に耳にキモチイイ。

開放型のヘッドホンは初めて所有しましたが、この鳴り方はヤバいですね。密閉型が耳の穴に音を届ける様な印象なのに対し、開放型は耳の周囲の空気全部が鳴ってる印象。定位感もバツグンで各プレイヤーの立ち位置が手に取る様にイメージできます。自宅でしかこの鳴りを楽しめないのが残念。^^;;


標準が4.4mmなのでギターアンプに挿しやすい ^^

いやソレにしてもカッコイイ。機能がそのまま形になってるのにこの美しさは反則ですヨ。K702以降の後継機も形状は一緒ですが、黒ボディじゃこのデザインの美しさは伝えきれません。この形状を一番美しく表現しているのは白ボディのK701だと断言しちゃいます。ヘッドバンドのブラウンレザーやイヤーパッドのベロア調のグレーも含めて考え抜かれた配色・素材選定です。

標準で専用スタンドが付属するあたり、AKGも耳で聴くだけでなく目で愛でてほしいと考えてるんじゃないでしょうか? 


まだ使い始めて半日ですが、良い買い物したと大満足デス。現役ヘッドホン3つになっちゃいましたが、それぞれ得意分野が違う(通勤:WH-1000XM5、ゲーム&チャット:Arctis Nova Pro、音楽&ギター練習:K701)のでようやく過不足無い状態になったかなと思ってます。(^^)