2024/03/21

18速

ここ数日ATSでアメトラの18速ミッションをマニュアルで運転する練習をしてます。ATSは移動距離が長いのでオートマだと退屈で居眠り運転しちゃうので、その対策です(笑)

いやぁ難しいっすわ18速。ってかレンジ・スプリッター全般が難しい。特に4Hから5Lに行く/戻る時はレンジスイッチとスプリッタースイッチの両方を操作するので混乱しまくり。

しばらくハンドルのボタンを各スイッチに割り当てて練習してたんですが、ハンドル切ってるとボタン押せなかったり、もろもろ不便なので夕べアマでトラック用のシフトノブをポチっちゃいましたw

側面にスプリッタースイッチ、前面にレンジスイッチ。形状もナイスでとても操作しやすい。シフトノブ先端に付いてるオマケボタンはクルコン起動に設定しました。

Fanatec の ClubSport Shifter SQ v1.5 にピッタリのΦ12mm用なので、差し替えてイモネジ2本止めるだけの簡単装着。ノブにレンジ用、スプリッター用のトグルスイッチが用意されてるので変速関連の操作はすべて片手で可能。トグルスイッチなので触るだけで今HなのかLなのか、レンジがONなのかOFFなのかが把握できるので慣れれば強力な武器になりますネ。

最近、レースシムはシフター使わずパドルで変速してるのでこのシフターはトラックシム専用にしちゃいましょう。

シフトノブ自体の交換は簡単だったんですが、このシフトノブ、スプリッタースイッチを親指で操作する関係上、右シフト専用となっています。
ウチのリグは国産車に合わせて左シフトで組んでいたので、リグを半分分解してシフター&サイドブレーキを運転席の右側に移動することになり半日がかりの大工事になりました。^^;;

ここまでは順調だったんだけど、この後のリケーブルと左側の組み直しで悩みまくるハメに...

「シフターを左から右に移動する」って文字で書くと簡単ですが、シフター周りのアルミ部材はすべて分解して組付け直す必要があるし、今まで運転席右側にはキーボードとマウスがあったのでコレも何とかしなくちゃいけない。サイドブレーキはシフターの右側面に固定していたのでコレも分解して反対側に移設。ケーブル関連も配線し直しでPCから遠ざかるので経路含めて工夫が必要。何より狭い部屋に無理矢理ねじ込んだコクピットで、乗り降りする位置を果たして反対側にすることが出来るのか... 等々、考えたり試したり調整したりを繰り返し、6時間かけて何とか形にすることができました(疲

StreamDeckを買ったらココに設置(予定)。今はタバコ置き場(笑)

カップホルダーも設置。前面の切り欠きのおかげでコーヒーカップも置ける。^^

最後まで頭を悩ませたのがめちゃくちゃ長いキーボードの台。予想通り反対側に移設すると、乗降に十分なスペースが確保できず左右ともに乗降出来なくなりました(笑)
結局、余剰部材で超コンパクトなキーボード台を新設したんですがコイツが大正解。乗り降りが過去イチやりやすくなりました。

余剰パーツでコンパクトなKB台を新設。

アームはもともとのKB台のモノを利用。

ヘッドトラッキングカメラとしてiPhoneを使ってるので、マグネット充電台もステーを作って良さげな場所に移動。

台がコンパクトなのでKBが浮いてるみたいでカッコイイ♪

反対側には余剰パーツで超コンパクトマウス台を設置。

他にも細かな問題を2〜3片付け、レースシム・トラックシム両対応のとても満足いくコクピットが出来上がりました♪ (^^)v

新コクピット全景。今までとはシフター&サイドブレーキとKB&iPhoneの位置関係が逆転しました。


2024/03/20

オランダから

今回のシム環境アップデートで実は一番最初に注文してた PSR GT5.0 Elite Dashboard がよ〜やく到着しました!
以前、海外のシム動画で見て物欲発動したんですが、国内での取扱いがなく一回は諦めたんですが、代替で良さげな物も見つからなかったので結局オランダ PSR社から直接購入(個人輸入)で入手しちゃいました。


いわゆるDDUと呼ばれるジャンルの製品で、SimHubというソフトを介してシムのテレメトリデータを表示するダッシュボードモニターです。

DDUは各社から発売されてるんですが、PSR社製は細かいところにコダワリが詰まっていてディテール厨の私に刺さりまくり。気に入ったトコをザッと紹介すると、

◉ケースがカッコイイ
実車でこんなの付けてるの見たことがあったような無かったような... 真四角じゃなく丸ハンドル越しでも見やすい形状が気に入ってます。また、他社と比べて薄いのも好印象。




◉スイッチ&ポート類に手抜きが無い
USB-Cポートは上向き/下向きの2ポート用意されていて、リグに合わせて選べる様になっています。ON/OFFスイッチが側面に用意されているコトもそうですが、利用シーンがイメージ出来ていて、使用者がストレスを感じないようデザインされています。


◉磁気マウント
ステーと本体の結合は他社は総じてネジ止めですが、GT5.0は強力なマグネットを使用してます。これにより簡単に脱着が出来るので Snow Runner 等のダッシュボードが不要なゲームをプレイする時は気軽に外しておけます。ステー自体の見た目も良いので外しておいても残念感が全く無いのもイイところ。


◉Lovely Dashboard!!
iPhoneをDDU代わりにしてた頃から使っていた Lovery Dashboard のPSR版がデフォで採用されてます。好みが一緒ってウレシいです。^^


ってな感じ。

液晶のクオリティは結構高く、描画速度や精細感に不満が出ることは皆無。タイヤ温度等の小さい文字までキレイに読めるので解像度はしっかり確保されてると思います。LEDの光量も十分でSimHub側でかなり絞って使うぐらいには明るいデス。

iPhoneではレブカウンターが無いし、ゲーム内表示では車種によってデザインも変わっちゃうし場合によっては全く見えなかったりするというのが今まで結構ストレスに感じていました。それらが一気に全て解消。さすが専用品。


最近、GT3車両に乗ることが多くTCやABSを調整しながら周回してるので、現在の状況が一目で確認できるのはめっちゃ助かります。実用面でもDDUの導入はアリですね。

SimHubってレースシムだけじゃなくETS2/ATSにも対応してるので、トラック運転する時はLovely Dashboardではなく、トラック風のアナログ2眼メーターを表示して使ってます。メーターが見やすくなったコトでマニュアルでの運転がかなり楽になりました。^^


とにかく見た目が良いので、GT Neo越しにコイツがあるだけでテンション上がって周回数が増えます。導入は大正解でした♪

iPhoneでサクッと動画も撮ったので動いてる様子はコチラで。


2024/03/19

ガッチリ

FanatecのQR2(クイックリリース2)を導入してしまいました。
ClubSport DD+の単品販売が始まれば、どうせ買い替えちゃうだろうしQRだけ変えても劇的な変化は無いと思うので先送りしていたんですが、「良いハンドルは良い軸に付けたくなる」ってなワケで、GT Neo 導入につられてQR2の軸+ハンドル側の受け(×3個)をポチってしまいました。^^;;


交換はとても簡単。そもそもFanatec製品はここら辺のアップデートを前提に設計されてるので、軸側も受け側も難なく交換できました。以外だったのは軸がUSB-Cで接続されていたコトぐらいですかね。

左:QR1、右:QR2。軸の先がUSB-Cのジャックになってた。配線等無いのはイイですね。

軸も黒くなったことでオールブラックになったGT DD Pro。ちょっとカッコ良くなった。^^

FFB等の感じ方に変化は無いんですが、多少運用レベルで改善したことがありました。
まずは脱着が楽になったこと。QR1は脱着時に引っかかることが良くあって、ちょっとしたストレスでした。慣れてないとハメるのも怖いし、外す時に引っかかると力を入れた瞬間にスッポーンと抜けて顔面怪我しそうになります。

それと比べるとQR2は軸が斜め且つ四角なので脱着はとてもスムーズ。欲を言えば、ロックがかかった時の手応えが「ゴスッ」って感じであまりキモチ良くありません。もっと「ガッチョン」って感じでハマれば最高だったんですが... ^^;;

実際のレーシングカー(BMW M4 GT3)にも使用されているQR形状。

もうひとつが、瞬間的にトルクがかかった時の「ガキッ」って音が無くなったコト。
QR1は円柱の軸を可動式のボールで固定仕組みなので、瞬間的に力がかかると「一瞬ズレる→元に戻る」みたいな現象がどうしても起きてしまいます。んで戻った時に音が出るんじゃないかと推測してるんですが、やはりこの音キモチが良いモノでは無いし、そういう微妙なズレが累積してピン折れという最悪の結果を招くんじゃないかという不安が付いてまわります。

QR2にすることでソレが無くなるなら(DD+の単品販売も暫く無さそうだし)アップデートして置こうと考えた次第デス。

左:QR2、右:QR1。軸の形状が丸→四角に、ホールドの仕方も可動式のボールで抑え込む形から2本のバーで挟み込む形に変化。

しかし、今回はハンドル新調した勢いでポチっちゃいましたが、もうちょっと価格何とかならなかったんですかね? アップデートの手段が提供されてるだけでも有り難いっちゃ有り難い(本体買い換えずに済む)んですが、複数個のハンドルを切り替えて運用してる身には、ハンドルの数だけ受けを買わなきゃいけないのはマジシンドイ... 今回は使用頻度の低い2本は切り捨てて3本(GT Neo、Formula v2.5、BMW GT2 v2)のみQR2対応にしましたが、それでも結構な金額になりました。

Base-Side(軸)×1、Wheel-Side(受け)×3。

GT Neo

Formula v2.5

BMW GT2 v2

不要になったQR1の下取りとかやってくれると、もうちょっとアップデートの障壁低くなるんですけどねぇ...

これ、下取りを... (^^;;

2024/03/13

せっかくなので比べてみた

各種ドライブシムの設定も終わったのでそれぞれのスクリーンショットを撮ってみました。FOVを合わせているので各社同じ様な画になってますが、走ってみると各社微妙にフィーリングが違うんですよね。
個人的に走りやすいのは3番目の RaceRoom。ちょっとパースが強めなのかな。右ミラーまできれいに見えて車幅感が掴みやすかったデス。

1. Asseto Corsa

2. Asseto Corsa Competizone

3. RaceRoom Racing Experience

4. Le Mans Ultimate

5. EA WRC

6. Euro Truck Simulator 2

トリプル!!!

シム用にPC買った時から「いつかは」と思っていましたが、とうとうトリプルモニター化を実行しました!

宅配のお兄さんに「モニター3つですか?」って...(笑)

GT7だけを考えれば55インチTVの方がFOVが適正値に近くなり走りやすいんですが、PCのレースシムを優先するならやはり視野が最大になるトリプルモニターが理想(GT7はPSVRがベストだし)ですよネ。

モニターの選定はかなり悩みましたが、msi MAG 325CQRF-QD に決定。特徴は以下。

  • 32インチ 湾曲(1000R)
  • WQHD 170Hz(2560×1440)
  • Rapid VAパネル(GtG 1ms)
  • 量子ドット(!)
グラボが RTX4080 なので4Kトリプルも不可能では無いんですが、画質と速度、PCへの負担等のバランスが良いWQHDにすることは早くから決めていました。
迷ったのが平面にするか湾曲にするか。湾曲モニターって使ったこと無かったので像の歪みに対する不安は当然ありましたし、なにより平面なら画質安定のIPSですが、湾曲ではこれまた未体験のVAパネルになってしまうってので、最初は大きく平面に傾いてました。

が、なんか面白くない。^^;;
どうせなら新しい体験がしたいし、平面トリプルって定番すぎてなんか地味...
そんなこんなで決断できずにモヤモヤしてたとこで見つけたのがこのモニター。量子ドット採用で6万円切り!

メインで使ってるBenQの27インチも量子ドットで色がめちゃめちゃキレイなんですが、IPSでさすがに十数万円しました。
量子ドットでこの値段なら絶対「買い」じゃん! と、結局勢いで湾曲(しかもRキツめの1000R)をポチっちゃいました(笑)

明らかにコクピットよりゴツい...

トリプルにするとなるとモニタースタンドも買い直しになります。拡張や調整の自由度でアルミリグで行くことは決めていたので、選択肢はSTRASSEかTRAK RACERの2択。コクピットリグがSTRASSEなのでモニタースタンドもSTRASSEで行くつもりだったんですが、運悪く品切れだったのでTRAK RACERにしました。

これ届いてから気がついたんですが、STRASSEは30mm規格のアルミリグなのに対し、TRAK RACERは40mm規格のアルミリグなんですね。ゴツさが全然違う(笑)
組み立ても移動もやたら大変ですが、モニター3枚ってそれなりの重量になるので安心感って意味ではTRAK RACERにして正解だったと思ってます。^^;;

トリプルモニターのスタンド組み立ては結構大変でした。何度もモニターを付けたり外したりしながら微調整をしていくんですが、全ての工程が力仕事で微調整なんていう繊細な感じとは真逆の作業。ここらへん上手くやるリグ誰か発明してくれないかな。^^;;

位置調整はモニターだけじゃなく、コクピットリグも何度も出し入れする必要がある。キャスター付けておいて良かった。^^;;

ちなみにスピーカーはストレージに転がってたBOSE Companion 2 Series III をモニター経由で接続。音楽向きじゃ無かった重低音もレースゲームならアリ。

加えて湾曲モニターは角度を決めるのが大変。視野の自然さから45度で組むつもりだったんですが、どこを測れば45度だと分かるのか... (´Д` )

それと、最近のモニターって下部だけ4〜5mm前に飛び出してるのが多い(BenQもmsiもそうでした)んですが、コイツがぶつかるせいでモニター間に隙間が空いてしまいます。ベゼルは無視するつもりでしたがサスガに隙間は...

斜めから見るとスキマが...

今は映像がズレるのに目を瞑って、モニターを前後に重ねて運転席から隙間が見えない様にしてますが、他の人達はどうやってるんだろ?
ROGのベゼルフリーキットは32インチに対応してないので採用は見送るつもりでしたが、隙間対策で導入を検討すべきかもしれませんネ。

とりあえず完成! 臨場感は大満足。^^

と、多少の問題はありますが走行体験の満足度はやはり最高デス。
今回導入してみて初めて知ったんですが、トリプルモニターってモニター3台繋げるだけじゃ成立しないんですね。左右のモニターが斜めになっているぶん、歪みを補正してあげないとシングルモニターの方がマシだったってぐらいキモチワルイ状況になります。

歪み補正は各ソフト側での対応が必要になるんですが、コレが各社バラバラ...
AC/ACC、RaceroomはUIで設定可能。LMUもキーボードショートカットで調整UIを呼び出せたのでギリ及第点。ETS2/ATSは設定ファイルをエディタで編集する必要があるのでちょい難あり。EA WRCに関しては(将来的には対応すると言ってるけど...)現状ソフト側では何も出来ず、UREの設定をイジるという裏技で無理くりマシにするという状態でした。

私の場合、ザックリ補正出来て違和感解消できれば良しって感じなので何とかなってますが、モニターの1mmのズレも許さん!みたいな追い込むタイプの人だとナカナカ大変かもしれません。^^;;

2024/03/11

FanatecでもOK!

久しぶりにハンドル買っちゃいました♪


今まで、ACC や Raceroom で GT3 車両に乗る時は Formula V2.5 ステアリングホイールを使ってたんですが、φ270mmってクイックすぎてちょっと使い辛かったんデス。

なので実車と同様のφ300mm前後のH型(丸型はメーター見づらいので)ステアリングが欲しかったんですが、Fanatecだと21万円のBMW M4 GT3 か CSL Elite の McLaren GT3 V2 しか選択肢がありません。

前者は実車に提供されてるモノそのもの(レプリカでは無く本物)というところにグッとくるんですが高価すぎ(笑)。後者は入門クラスの CSL Elite シリーズなのでパドルとかの質感がイマイチ。

ってなワケで今回は社外品の Simagic GT Neo に手を出してみました。

左がGT Neo、右が Fomula V2.5。写真では分かりにくいけど30mmの差は大きい。

φ300mm の H型でコンポジットカーボン製、パドルは磁気シフト+アナログの2+2構成。サムエンコーダーや4つのロータリーエンコーダーも完備。
ライティング関連はLEDのレブカウンターに加え、全ボタンがLEDライト付きで状況に応じてフラッグライトやTC/ABSの作動通知を兼ねるという欲しい機能全部入りの理想的なステアリングホイールです。
値段も Fomula V2.5 よりちょっと安いぐらいなので、Simagic 恐るべしですネ。^^;;

とはいえ、Simagic のステアリングホイールなので、当然 Simagic のハンドルベースに取り付けることが前提。普通ならここで諦めて指くわえて見てるかハンドルベースのリプレイスを検討してモンモンとするワケなんですが、Simagic がココからが偉かった!

Maglinkの背面プレート(標準プレートと交換)。

GT Neo と同時に発売された Maglink というオプションパーツ。PCとの接続ケーブルをUSB-Cからマグネットコネクタの専用ケーブルにするのが主目的なんですが、コイツには 50mm/70mm のボス穴が用意されていて、Fanatec や Moza、Simcube といった他社製のボスやQRが取り付けられる様になっています。自社のエコシステムに囲い込むのが当たり前のハンコン業界でこのオープンな思想は表彰モノですヨ!

左から QR1、Podium Hub、Maglink、GT Neo。

70mmのハブ穴でMaglinkとPodium Hubを結合。

更にPodium HubにQR1を結合。

コレでGT NeoがFanatec用のステアリングになった。^^

まぁ GT Neo、Maglink に加え、Fanatec Podium Hub + QR を買うことになるので安くはありませんが、Fanatec がこのクラスの GTハンドルを作ってくれないんだからしょーがない。そもそも Podium Hub が高すぎるンだよ(笑)

それに GT Neo 自体、価格破壊レベルのコスト:クオリティ比なので追加費用が発生したとしてもまだお得なぐらいデス。こんな素晴らしいステアリングホイールを Fanatec のエコシステムの中で使えるってだけで、十二分に満足してます。^^

PC用ケーブルがマグネット式になったことで接続時のストレス軽減に加え、ハンドルベースがパニくった時にコネクタ部の破損を防ぐことが可能になる。

Maglink付属のUSB延長ケーブル。アルミリグに固定するための耳が付いてるのが超嬉しい。

RGBライティングはお好みで色&明るさを変更可能。

無事、DD Proに接続できました。うーんカッチョイイ。^^