2022/02/12

GT DD Pro:WRC 10用設定

初期状態ではフィードバックが弱くハンドリングもフワフワして走れたモノでは無かったWRC 10ですが、なんとか納得できるレベルまで設定を詰めることができたので備忘メモ。

GT DD Pro(5Nm)設定

SEN:AUTO
FF:100
FFS:Peak
NDP:002
NFR:001
NIN:Off
INT:Off
FEI:100
FOR:100
SPR:100
DPR:100
BLI:Off
SHO:100

WRC 10 ゲーム内設定

最大ホイール角度:540
全フォース:150
自己調整トルク:116
タイヤ負荷能力:100
セルフセンター:100
リセンターフォース:100
全振動:100
タイヤスリップ:100
サスペンション:85
路面:125
エンジン:85
衝突:85
スロットルペダル:100
ブレーキペダル:100

ポイントはNDP(ナチュラルダンパー)を軽くしてステアリングへのフィードバックを抑え込まない様にしたことと、INT(FFB補間)を切ってFFBの粒立ちを明確にしたこと。

NDPのデフォルト値は50に設定されてるんだけど、コレがどのゲームにおいてもステアリングのリアリティを殺してます。これを低くするとセルフステアリングのスピードが速くなるのでカウンターが当てやすくなると共に、車体リヤ側の動きの把握がしやすくなります。

INTのデフォルト値11も全てのゲームにおいて過剰な数値デス。せっかくキメの細かいFFBが発生させられるダイレクトドライブなのに平滑化されてドライバーに伝わらなくなってしまいます。WRCの場合は路面状況(グラベル or ターマック、ドライ or ウエット or スノー)の把握が重要になるので思い切ってOffにしてしまいました。これで砂利や雪を踏んだことがハンドルを通して把握できる様になりました。

ゲーム内設定の方は各項目の意味や効果が良く分からず、かなり雑な設定になっています。コチラは今後も走りながら調整が必要かもしれません。


数時間掛かりましたが、いろいろイジってみてDD Proの各パラメータの意味合いと効果はかなり把握できました。公式から推奨設定が出ていたとしてもソレを自分好みにチューニングするぐらいは出来そうなので今後はGTSやDR2に関しても設定を詰めていきたいですね。

特にGTSの正常系はアスファルト感(路面を掴んでる感じ)が薄いので試行錯誤してみようと思います。^^

2022/02/10

Fanatec GT DD Pro

グランツ7発売まで一ヶ月を切りました。
ってなワケでいよいよFanatecのGT DD Pro導入デス! 今回購入したのは最小構成のExpress Version(早期購入版)。通常版はグランツ7発売後になるので待てませんでした(笑)

当初の予定よりだいぶシンプルな構成になりましたが、とりあえずグランツ7発売日からDD Proで走り始められる状況にすることを優先。フルセットは予算的にもキビシかったしね。^^;;



まぁ値段が全然違うので分かっちゃいたことですが、G29やT300と比べると工業製品としてのクオリティが段違い。特にフル金属筐体のホイールベースは他製品がオモチャに見えてしまうレベル。クイックリリースの取付部の造り込みとかヤバい!




ペダルも簡素な見た目とは裏腹に造りはシッカリしていてガタや軋みは皆無でガッツリ踏んでいけます。流石にロードセルのブレーキとは比べられないけど、ポテンショメータのブレーキとしては十分踏み心地も良く、これまた他社のペダル類より全然好印象。


唯一残念なのはステアリング。そもそもφ280mmってのがオモチャっぽいし、妙にベタベタするグリップ感過剰な表皮(ゴム?)もキモチワルイ。十字キー代わりのジョグスティックも固くてカチカチ五月蝿いし、ココだけ製品レベルが1段落ちてる印象。唯一褒められるのはパドルの感触ぐらいかな。



まぁコンシューマ機でステアリング付けないワケにもいかなくて、販売価格との折り合いもあってここにシワ寄せが行ったんですかねぇ。とは言え初めてのハンコンになる価格帯では無いのでこんなステアリングなら別売りにして、その分値段安くしてくれた方が良かったってのが正直なトコ。

で、早速コクピットに組み付けてGT Sports、Dirt Rally 2.0、WRC 10で実走してみました。最初に感動したのは静けさ。G29はベルト駆動なのもあってターマックでもガタガタ煩かったのがダイレクトドライブは全くの無音。グラベルでFFBが振動しっ放しの状態でも無音のまま。


FFBの出力は5Nmでも十分かもしれない。5Nmでもパワステの実車よりは全然重いし、グラベルやゼブラを踏んだ時のツブ立ちの速さやキレの良さは流石ダイレクトドライブと言ったところ。G29でも違和感を感じたことは無かったんだけど、今までのFFBは遅延していたんだと改めて気付かされてしまいました。

特筆すべきはセルフステアの速さと正確さ。多少バランス崩したぐらいなら力抜くだけで勝手に車体がまっすぐに戻ります。実車と同じ感覚でカウンターを当てられる様になったので、グラベル走るのがめちゃめちゃ楽しくなりました。^^


ソフト毎の印象としてはGTSとDR2に関しては公式の推奨設定で十分満足出来るレベルになりました。WRC10に関しては推奨設定が見つけられず、試した3本の中では唯一の公式対応ゲームのはずですが感触はイマイチ。ステアリングがフワフワしていてセルフステアも他2本ほど綺麗に入りません。路面状況も把握しづらく、一番期待していたのにガッカリ。まぁ設定次第で印象は大化けするのでWRC10の最適設定を見つけるのが喫緊の課題ですかね。

まぁとりあえずFanatecで走れる環境は作れたので、グランツ7発売はこの体制で臨みます。今後のアップグレードに関しては追々になりますが、

  • ClubSport V3ペダル
  • ClubSport Shifter SQ V1.5
  • ClubSport Handbrake V1.5
  • Boost Kit 180(いらない?)
  • CSL Elite Steering Wheel WRC
上記の導入はほぼ必須級。
余力があればフォーミュラータイプのステアリングや金属製のクイックリリースアダプタへの交換にも手を出してみたいですね。

iPhone用のマウントも追加(笑)