2017/12/10

KingCamp 軽量アルミコット KC3986

以前から欲しいと思いつつもナカナカ手が出なかったアルミコット(簡易ベッド)をようやく入手しました!

コンパクトに畳めてバイクに積載できるモノとなるとHelinoxあたりから出てたんだけど、べらぼうに高くて(3〜4万円)必需品でも無いので購入はずっと見送ってたんですが、昨日Amazonでリーズナブルなのを見つけて速攻ポチ。

Helinoxのチェアワンと並べても見劣りしないコンパクトさ。^^
今回入手したのはKingCampのKC3986。収納サイズは13×36cmでパニアへの収納も楽勝。展開サイズは190×64cmでシュラフで寝るには充分なサイズ。これで9,280円!
春〜秋であればインフレータマットは不要になるので荷物のトータルサイズは変わりませんネ。(^^)

組み立ても簡単で、ベッド面のキャンバスの両脇にフレームポールを通して脚フレームを立てるだけ。この脚フレームが秀逸で、脚になる部分のパーツを引き起こすだけで組み立てとキャンバスのテンションアップを同時に行えます。テンションが必要な為ちょっと引き起こしに力が必要ですが、テコを使って最低限の力で済む様にはなってるので大人の男性であれば全く問題無し。

収納物一式。アルミポールは結構太くてシッカリしてる。

この状態で右側の倒れてる脚を引き起こせば組み立て終了。キャンバスがパンっパンに張られます。

極上の寝心地♪ ^^

さっそく寝転がってみましたが、インフレータマットとは比較にならないぐらいの極上の寝心地。インフレータマットは地面の凹凸や冷気が「最低限」伝わらない様にするモノなので比べちゃいけないか。^^;;

アルミポールは身体に直接当たらず、体重は全てキャンバスのテンションだけで受け止める様になってるので宙に浮いた様な寝心地。地面からはたった12cm離れただけですが、この12cmは実際に地べたで寝る場合にはとても大きな12cm。直接地面に触れないと冷気の伝わり方が全然違うので朝方寒くて目が覚めるということはほぼ無くなるんじゃないかな?
この12cmの空気の層はキャンプ睡眠にとっては大きな12cm。

私は使わないと思いますが、コット+マットで運用する場合のマット固定用のゴムバンドや、枕として使える袋なんかも付いていて値段の割には色々考えられています。造りもシッカリしてるし、このクオリティで一万円切ってるのは素晴らしいですネ。

来年のシーズン明けが楽しみデス。^^

2017/11/12

BMW R1200GSに乗ってみた

弟に誘われてBMWモトラッドつくばへ遊びに行ってきました。
BMW R1200GSはアドベンチャーバイクのラスボス的存在だし、いつかは乗ってみたいと思ってたので試乗も申し込み。BMWモトラッドは試乗コースや時間の縛りが無いらしく、予約とかが入ってない限りは好きなだけ乗ってきてくれと。ETCも付いてるのでカード持ってれば高速乗ってもイイそうです。

1,200cc、245kgの大物なのでそれなりの操縦が必要なんじゃないかと構えてたんですが、意外なことに重さは全く感じません。ローシートが装着されていたこともあって両足踵までベッタリ。アフリカツインに慣れた身にはちょっと小さく感じるほど。^^;;

フロント19インチのせいか小回りもきくし、公園の駐車場で押し引きもしてみたんですがアフリカツインより全然楽。水平対向のシリンダーの出っ張りも乗ってしまえば全く気にならずで良くも悪くも至って普通。このサイズで普通に感じる(扱える)ってスゴいことなんですが、結果としては誰でも気負わず乗れる楽なバイクという印象。ぶっちゃけ10分も乗ったら自分のバイクよりも上手に扱える様になってます。ピーキーな性能の高さなんかよりも凄まじい技術力を見せつけられた気が...
意外にコンパクト? ^^;;

弟はS1000RRに試乗。セパハン、バックステップで拷問の様なポジション(笑)

ポジションに関しては思った以上にステップが後ろにあって膝が曲がってしまう印象。これはローシートの影響もあると思うんですがもっと膝の曲げはゆるくしたいし、ステップ自体もっと前にあってイイと思いますネ。

手動ですが自由に高さを変えられるスクリーンは羨ましい装備。ただしウインドプロテクションは固定式ながらアフリカツインの方が性能上かな? いろいろ高さを変えてみましたがそれなりに風は当たってる感じでした。

試乗車にはオートシフターが装着されてたんですが、コレ最高。クラッチレバー使いたければ使えばイイし、使いたくなければ使わなくてイイという選択肢の広さはホントに羨ましい。DCTは強制的にクラッチ使えない状況になりますからネ。やはり微低速時に半クラ使えるのはイイ。半年振りにクラッチ使ったけどやはりコントロール性といった部分ではMTはDCTより圧倒的に扱いやすかったデス。^^;;
アフリカツインと比べたら(良い意味で)至って普通のロードバイク。

で、ここからは個人の好みの話になるんですがアフリカツインとドッチが好きか? と問われたら私は圧倒的にアフリカツインが好き。R1200GSはスムーズすぎてツインらしさみたいなクセが薄く、イージーすぎる操縦性も相まってあまり記憶に残らないライドフィール。まぁだからこそ1,000kmでも1,500kmでも一気に楽に乗れてしまうんだろうというのは容易に想像できますが、そこまで長距離走れなくてもイイので乗ってる時の手応えや楽しさがもっと欲しいというのが私の感想。R1200GSはもっと体力無くなってからでイイかな。

試乗後、お土産にと見積りを貰ったんですが、なんと総額273万円!(笑)
高ぇぇええ... アフリカツインは確かフルパニアにして160万円ぐらいだったはず... コストパフォーマンスは圧倒的ですネ>アフリカツイン。^^;;;;;;

HYOD STJ614D ST-W SPEED PARKA D3O

ムフフフ。HYOD の ウインタージャケット STJ614D を買ってしまった。
ちょーど、秋冬の街乗りジャケットが欲しいなぁなんて思ってたトコで、別件で行ったライコランド土浦店でコイツ見つけて一目惚れ。サイズがMしか無いということで相当悩んだんだけど結局買っちゃいました♪
憧れのHYODジャケット♪

去年はずっと Alpinestars の Bogota で過ごしたんだけど、街中でアドベンチャージャケットってちょっとやりすぎ感がネ... 買い物なんかでそのまま店入ると浮きまくるし(笑)
各社からタウンユース向けのウインタージャケットってのは出てるんだけど、スポーツ系のシャカシャカうるさい素材だったりウエットスーツみたいな素材だったりで個人的にはイマイチでした。

STJ614D はコーデュラ系の素材で質感的にも強度的にもGoog。重めの素材なので高速走行時にバタつかないのも大事。ライディングジャケットとしては超地味系の黒一色のカラーパターンやユルめのシルエットになるパーカースタイルってのも今回の目的(街乗り用)に合ってマス。^^
ライディングジャケットとしては超地味系の黒一色。

パーカータイプなのでシルエット的にもヌケ感が出る。

HYODはもともとタイト目のシルエットな上に在庫はMサイズだけ。着てみた感じはタイトな革ジャンを着た時に近い感じ。トレーナーやセーターといった厚着だとキツイかなというぐらい。かなり暖かいウォームインナー(脱着式)が付いてるのでそもそも厚着は必要無さそうというのと、極寒時期はウォームインナーを外してミドルにダウンインナーを着るのもアリだなと判断して購入決定しました。

2時間ぐらい着て走ってみましたが、タイトな身頃の割には肩〜腕周りの造形が良くてライディング中に窮屈感は皆無。動きやすく且つタイトという本格的なスポーツライディングジャケットの様な着心地で、この辺の造りの良さはさすがHYOD。裾は後ろが長くなってるタイプで前傾しても腰周りまできっちりカバー。タイトな身頃のおかげで隙間風も皆無。
ウォームインナーは脱着式。薄いのにスゲー暖かい。

腕周りは立体裁断でとても動きやすい。

袖のバタつき防止ベルト。こういう細かい部分も凝ってる。

プロテクションは肩と肘にHYOD独自のD3Oプロテクター、背中には一般的なフォームプロテクターを装備。D3Oは普段柔らかく衝撃を受けると硬くなる素材で他社のプロテクターとは快適度が段違い。これも着心地の良さに貢献してる。夏に買ったパンツの膝プロテクターもD3Oでそれ以来すっかりファンになってしまった。^^
肩・肘にはD3Oプロテクター。とても柔らかく快適。

フードは高速走行でバタつかない様に固定できる。

KADOYA、RSタイチ、KOMINE、Alpinestars、elf、GOLDWINと各社のウェアを着てきましたが、ライディングの快適度・安心度と洋服としての着心地の良さ、見た目・素材感の良さを高次元でバランスさせてるという意味ではHYODは過去最高ですね。今年の冬はHYODヘビロテになりそうデス。^^

2017/11/03

ナビに従ったら凄い道に連れていかれた...

よ〜〜〜やく晴れた!
毎週毎週、週末になると雨で気がついたら前回バイクに乗ったのは1ヶ月前...
久しぶりの晴れ予報でジッとしてられるワケ無いですよネ。目的地も決めずにとりあえず朝イチでツーリングに出発。

あわよくば紅葉の写真でも撮れないかと期待しつつ進路は北へ。定番のフルーツラインからビーフラインを通って先ずはツインリンクもてぎ周辺へ。紅葉って雰囲気にはほど遠い感じ。

それならばとR123→K102→R118と繋いで大子町へ。ココもまだまだと言う感じ。まだ昼前だったので走ったことは無いけどそのままR118を北上。
しばらく走ってると道の横に「ようこそ福島県へ」の看板が! このまま北上すると帰れなくなりそう(笑)なのでR349で北茨城市を目指します。
下道で福島県に来てしまった!

大体の方向を決めて後はナビ任せで走ってたんですが、この北茨城市へ戻るルートが凄かった! R349も国道とは思えない細さだったんだけど、K27に入るとそりゃもぉ... バイクですらスレ違いに気を使うレベル。路面は枯れ葉や苔で滑るし、コーナーのRはキツイしでほぼ徐行状態。こんな道なのにそれなりに対向車(クルマ)が来るのが驚き。

ココは動画を撮ってたのでそれ見てもらうのが手っ取り早いかな。
最初は狭いなりに路面状況も良好でスレ違いも全然OKな道幅。紅葉も始まっててご機嫌で走行してました。

だんだん道幅が狭くなっていき、路面状況も荒れてきて... これクルマだったら泣いてたね。もぉ風景見る余裕も無くなってた... (´Д` )

しかし、苦労の後にはご褒美が! 上の険道を抜けると道幅も広く、適度に紅葉。なにより光の入り方がバッチリの場所が。いやぁこのルート通って良かった。^^




目的の撮影も出来たし、時間に余裕もあったので遅めのランチを求めてK27→K153→K154で一気に海へ。六角堂で有名な五浦海岸で天ぷら定食いただきました。^^



帰路は常磐高速でドーンと南下。トータル366km。1ヶ月乗れなかった分は回収したかな。^^;;

2017/10/01

バイク神社に行ってきた

今日は弟のGROMと2台で霧降高原〜安住神社へツーリング。
GROMは125ccなので高速はNG。
最短はR294をひたすら北上なんだけど、ソレはつまらないし出来るだけ国道を走りたくないのでナビ見ながら脇道を繋いで宇都宮へ。
守谷駅近くのセブンイレブンに集合。
宇都宮でコンビニで休憩。

当初は直接安住神社に行って帰路にビーフラインの方に寄り道しようと思ってたけど、天気もイイし時間も余裕があったので、行き先を霧降高原(大笹牧場)に変更。
やっぱクネクネ無いと飽きちゃうしね(笑)
大笹牧場はバイクだらけ。凄い量だった。
K245はクルマが少なくて快適♪
しかしGROM小っさいなぁ(笑)
霧降の下りではカウルに付けたアクションカムも大活躍。前走車がいると動画もサマになるね。^^;;


大笹牧場でランチを取った後は杉並木や鬼怒川にフラフラ寄り道をしながら、さくら市の安住神社を目指します。
杉並木の旧道側で。
ここはクルマがほとんど来ないのでゆっくり撮影が出来る♪
鬼怒川の川べりに入り込んで休憩。

安住神社は全国バイク神社認定第一号ってコトでバイク乗りには有名。ライダー向けお守りがあったり、缶コーヒーくれたりと兎に角ライダーに優しい神社。我々がいた30分ぐらいの間にも次から次へと続々とバイクが訪れてました。
真っ赤な巨大鳥居が目印。
提灯にBMWやトライアンフって... ^^;;
バイクって喉が渇くので缶コーヒーが嬉しい。^^

すでに15:30を過ぎていたのでこれ以上の寄り道はせずにR294で真っ直ぐ帰宅。
全行程310km。無給油のワンディTRGとしてはベストな距離でしたネ。下道Onlyで22.7km/Lは今までの最高燃費でした。^^
300km前後は満タン無給油で安心して走れる丁度いい距離。

2017/09/16

台風が来る前に

台風が来る前にキャンプがしたい!
っつうコトでソロでキャンツーに行ってきました! 目指したのは去年と同じ磐梯方面。予約も何もしてないので、飽きるとこまで走って適当にキャンプ場探します。

とりあえず前日の夜に首都圏ツーリングプランに申し込み。コレで日立南太田までの往復は2,500円に節約♪

当日は朝6時に出発して常磐道をひたすら北上して磐越道を目指します。
曇りを覚悟してたけどドピーカン!
キャンプ道具積んだらカメラバッグが入らなくなったので今回は背負って行きます。

いつもはこのまま磐越道で猪苗代磐梯高原ICまで行っちゃうんだけど、今回は東北道に入って更に北上。余裕があったら蔵王の方までというのも頭にあったんだけど、途中事故渋滞等もあって高速走るの飽きたので福島西ICで降りて予定通り磐梯方面へ。
福島西ICで一服。平日なのに結構バイクが出てくる。^^;;

R115からK5を通ってK70(磐梯吾妻スカイライン)へ。
浄土平から北側は荒涼とした風景が広がる不思議エリア。ココで写真撮りたかったんだけど残念なことにエリア内駐停車禁止。しかもアクションカムは準備してたのに録画ボタンが押されておらず撮影失敗。(T_T)
つばくろ谷駐車場から。広角レンズ持ってくればよかった...
これから浄土平方面に登って行きます♪

浄土平の南側、磐梯吾妻スカイラインを下ったらそのまま磐梯吾妻レークラインへ。こちらはスカイラインほどツイスティでも無く道幅もそこそこあるのでリラックスして走れます。ココではアクションカムをカウル横に移動して撮影も成功。

磐梯吾妻レークライン。スカイラインより2℃ほど暖かい。^^

レークラインで秋元湖、小野川湖の横を抜けて桧原湖へ。桧原湖を一周しつつキャンプ場探索。この辺で13時を過ぎていたので道の駅裏磐梯に寄ってお昼ごはん。
桧原湖が望める場所から。
昼はソースかつ丼。オッサンには量が多かった... (´Д` )

当日は風が強く14時頃にはかなり肌寒い気温に。セブンイレブンで買い出しをして先程の探索でイイ雰囲気だった "こたかもりオートキャンプ場" に向かいます。
当日は私の他に宿泊客はもう一名。しかもそっちもアフリカツインのソロキャンツー。う〜ん、もろにカブった(笑)
圧倒的、貸し切り感!(笑)
今日の客は2人しかいないのにバイクが被るとは... ^^;;

え〜... 正直、福島の秋を舐めてました。
まさかココまで寒いとは... 陽が陰ったら一気に気温は10℃近くにまで落ち込み前日から強くなったという風も相まって洒落にならない寒さ。焚き火の用意をしてこなかったのが悔やまれます。
太陽と気温が落ちていく...
夕陽はとても綺麗でした♪
バイクで風よけ。^^;;
ランタンも吊るせるし、バイク便利(笑)

焚き火が無いので唯一の熱源。頑張れガス缶!

このキャンプ場、バスボートのランチングポイントになってるらしく朝5時には一気に賑やかに。前夜は寒すぎて早く寝ちゃったので周囲の活性化に合わせて私も起床。出発まで時間があるのでノンビリ。キャンプ場の早朝ってイイよね。^^
早朝からカメラ持ってウロウロ...
朝は虫が少ないので開けっ放しでもOK。
朝ごはん♪

2日目は台風の影響が心配されたので夕方には帰宅できるペースで地図とにらめっこ。スカイライン、レークラインと1日目に通ってきたので残す一本ゴールドラインを通って磐梯3ラインを制覇しつつ磐越道に出て、途中あぶくま洞に立ち寄ってランチ。ソコから高速で一気に帰宅するルートに決定!

ココでまたもや失敗... 先日失敗したパニアケースからのアクションカム撮影。リモコンで撮影スイッチ押したんだけど撮影始まったんだかどうかがイマイチ分からない。心配になってアチコチ押してるうちにONになってた撮影を止めてしまったらしく、カメラをまさぐってる手の映像が数秒だけ撮れて動画終わってました。(T_T)
ちょっと慣れが必要だなコレ...
こ、この指が... (T_T)

あぶくま洞に来たのは小学生の時以来でしたが、思いの外ハード。鍾乳洞だから寒いだろうとライディングウェアを着たまま入ったんですが、アップダウンが激しく途中で汗だくに... 足元はゴツいライディングブーツだし、手には一眼持ってるしでなかなかスリリングな鍾乳洞散策でした。^^;;
モノクロームな風景...
入り口は急坂&急ヘアピン!
なんかスゴい壁だった...
鍾乳洞に入ったのなんて何年ぶりだろう。^^

昼食後は磐越道&常磐道で一気に帰宅。
総走行距離703km。トータル燃費21km/L。高速走っても峠走っても燃費悪くならないのはさすがリッターバイクって感じでした。^^
燃費は21km/L。オドメーターは2,200kmを超えました。

今回の旅では高速、市街地、峠、ダートと色々なシーンをアフリカツインで走りましたが、ポテンシャルの高さには驚かされるばかり。どんな道でも「走れる」ってだけでなく、全てのシーンにおいて「楽しく」「快適」。ダートをあんなに安心して走れるバイクがどうして高速であんな安定感でドカーンと走れるんだろう? 電子制御満載のBMWなら分からなくも無いけどアフリカツインはトルコン以外は電子制御無しの至ってプリミティブな足周りなのに不思議でなりません。う〜ん、益々惚れた♪ ^^