2016/10/10

Arai Tour-Cross3 DeTour

昨日、400Xが入庫したとのことでホンダドリームまで実車を見に行ってきました!
「成約車のため触らないで」と書かれてたが持ち主特権で跨がらせてもらった(笑)

2016年型の実車を見ること自体初めて(やはり熊本地震の影響で全然流通してない)だったんだけど想像通りのカッコ良さ。以前にもましてトンガった顔付きとデカいウインドスクリーンがちゃんとアドベンチャーしてました。^^

んで、車体と同時に頼んでおいたヘルメットも届いたというコトなので、こちらはインカム取付の為にお持ち帰り。ツアークロスは初代を持ってたんだけど、当時よりも全然カッコ良くなった印象(グラフィックのせいかな?)。
以前のツアークロスよりシャープさを増した印象。
この帽体の丸みこそがアライの証。「かわす」そして「吸収」というR75 Shapeコンセプトに適合。

昔からバイザー付きのヘルメットって大好きなんだけど、今回はツーリング主体ということもあるし利便性を考えて当初はシステムヘルメットにするつもりでした。しかしこのデツアーというグラフィックを見て一気に方針変更。色といいデザインといい直球ド真ん中で私の好み。このグラフィックの前にはインナーサンシェードや跳ね上げ式のチンガード等の便利さはどうでも良くなっちゃった(笑)
このグラフィックデザインに一目惚れ。最近のアライはほんとデザインが上手くなった。

しかもこのツアークロス3というヘルメット、被った時がスゲー軽い。シスヘルと比較して軽いのは当たり前だけど、同じアライのフルフェイスと比べても断然軽い印象。最近のアライヘルメットで採用されてるFCS(Facial Controur System)という下アゴでヘルメットを支える仕組みが効いてるのかも。

アライ得意の充実したベンチレーションも当然装備。マウス正面は表と裏で独立して開閉が可能で表オープン/裏クローズにするとデフロになるというこった仕組み。両脇のマウススリットも内側から開閉可能。
マウス部。ここだけで開閉ギミックは4箇所。デフロ機構は新機軸。

シールドには昔から定番のブローシャッター。頭頂部前方にはTDFダクト、後方にはMD-2排気システムを装備。後頭部両端にはエキゾーストダクトという充実っぷり。
頭頂部前方のTDFダクト。開閉スイッチの節度感ある触感がキモチイイ。
頭頂部後方のMD-2。クリアブラックの高級感がタマらない。

更にシールドはピンロック対応。下アゴにはTXエアロフラップを装備して冬場の冷気にも配慮。加えて今回はV-Cross2のノーズピースを追加して更にオフメットっぽい雰囲気にしてみた。
TXエアロフラップ収納時。この状態から...
... こんな感じでフラップを引き出せる。まだ試せていないが冬場の効果は絶大らしい。
V-Cross2 ノーズピースを装着。
本来は吐息がシールドに掛らない様にする機能パーツだが、単純に「カッコイイ」ので装着(笑)

最後にツアークロス3で唯一の不満点を指摘しておこう。アライのヘルメットは昔からシールドロックを解除すると2mm程度隙間が開くチョイ開け機能が付いてたがツアークロス3ではソレがオミットされてる。確かに最近はピンロックシートとかあるし曇り防止としての役割は終えたかもしれないがアレには別の効果もあったんですヨ。

ソレは閉塞感の解消。国産のヘルメットはホント良く出来てて、フルフェイスでシールドを閉めてしまえばソコは別世界。静かだし冷気も入ってこない。それはとても良いことなんだけど、副作用として時に息苦しさを感じるほどの閉塞感を伴う。ソレがチョイ開けすることで解消され、旅では走行中に外界の空気を感じる大事な経路にもなっていた。ツアークロスは他のフルフェイスと違いシールドホルダーの形状的に難しいのかもしれないが、それでも敢えて言わせて貰いたい。チョイ開け出来ないのは非常に残念!