2020/04/30

マフラー交換(後編)

早くて週末と言われていたジョイントガスケットが入荷したと本日昼前に連絡がありました。昨日発注して今日入荷ですよ。Amazonより先に入荷するとは思わなかった。スゴいぞホンダ純正部品!

コレのためにマフラー交換が2日がかりに... ^^;;

ってなワケでガスケットを回収し早速マフラー交換本番です。
ココからは詳細な取説が付いてくるので悩むとこ無し。あえて言うなら純正ヒートガードは装着するのもメンド臭かったってぐらい(笑)

ひとつ心配だったのがGIVIのパニアフレームへの干渉。ヨシムラは純正と比べるとかなり長く、車体後方までサイレンサーが伸びるので干渉のリスクは社外マフラーの中でも高め。Webで情報漁るとH&Bのフレームには干渉したという記事を見つけたのでココはドキドキ。GIVIに関しては記述を見つけられなかったのでぶっつけ本番デス。

結果は... 全く問題無しでした!
確かに純正と比べると圧倒的に長いんですがサイレンサー自体が細身だったこともあり干渉はゼロ。ここら辺はフレームの取り回し次第って感じですね。
テールパイプ先端を揃えるとこんなに長さが違う。

純正マフラーは太く短く。

ヨシムラは細く長く。後端はナンバープレート近くまで伸びてます。

マフラー下端は結構ギリギリ。^^;;

ヨシムラサイクロンは社外スリップオンとしては結構高めなお値段なんですが、実物見ると納得。とにかく隙がなく全てが高クオリティ。四角いマフラーエンドから七角形のサイレンサーに自然に繋がる造形はホレボレします。
サイレンサーバンドや付属のヒートガードに至るまで手抜きは一切ありません。このクオリティ見ちゃうと純正には戻れないなぁ。^^;;









公認マフラーなので音量は控えめ。ノーマルより気持ち大きいぐらい。音質は全く違って、ノーマルが乾いた高音系なのに対してヨシムラは低音域の音が加わり大排気量車っぽいサウンドになっています。
ツインらしい低回転域での端切れの良いパタパタ音はそのままに音質が向上していたのが何より嬉しかったポイントですね。端切れの良さに関してはノーマルがかなり良い線いっていたのでココがスポイルされちゃわないかが一番の不安点でした。^^;

サウンドに関してはなかなか言葉で説明しても伝わらないと思ったので比較動画を作りました。イイ感じでしょ? ^^


2020/04/29

マフラー交換(前編)

外出自粛のGWが暇すぎるのでマフラーを買ってしまいました(笑)
アフリカツインに関してはノーマルマフラーのサウンドが気に入っていたので交換する予定は無かったんですが、モデルチェンジで除々にパーツの入手が難しくなっていくことが予想されるので勢いポチってしまいました。^^;;

今回入手したのは "ヨシムラ HEPTA FORCE サイクロンマフラー"。アクラポビッチ大好きの私ですが、アフリカ用に関しては圧倒的にヨシムラの方がカッコ良かったし、ふたり鷹世代で「ヨシムラ」にも特別な思い入れがあるので憧れのサイクロンマフラーに手を出してみました。^^


ヨシムラはサイレンサーカバーやサイレンサーエンドの種類が豊富で色々な組み合わせから好みのものを選べます。今回私が選んだのはチタンカバー&カーボンエンド。他の素材より軽量だし鈍く光るチタンの色味が高級感あって(カーボンサイレンサー信者だったのに)一目惚れ。
付属品は結構多め。

ステンレスほどギラギラせず高級素材感出てます。^^

カーボンエンドも流石のクオリティ。

バイクのマフラー交換は過去に何度もやってるので今回も30分程度で終わるだろうと交換作業を開始したんですがコレが大外れ。過去最大級の大苦戦(笑)

まずは純正のヒートガードを外さなきゃいけないんですが、コイツが外れない。ネットを調べても具体的な説明は見つけられずアッチ引っ張ったりコッチ押したり...
とりあえず四苦八苦して把握した手順を残しておきます。

①タンデムステップを外す
②ヒートガード(プラスチック)を固定しているボルト(1本)を外す
③ヒートガード(プラスチック)を前方向にスライドして固定フック2本を外す
 これでヒートガート(プラスチック)が外れます。続いて、
④ヒートガード(金属)を固定しているボルト(2本)を外す
⑤ヒートガード(金属)を後方向にスライドして固定フック1本を外す
⑥右ステップを避ける様に下方向に回転しながらヒートガード(金属)を外す


次はサイレンサーなんですが、ウチのアフリカツインはGIVIのパニアフレームが付いててコレを避けながらサイレンサーを外すのは不可能でした。結局パニア受けの部分を分解するハメに...

サイレンサー自体は見れば分かるレベルですが、
⑦クランプバンドのボルト(2本)を外す
⑧サイレンサーを吊り下げているボルト(1本)を外す
⑨後方向に引きながらサイレンサーを外す
となります。

あとはサイクロンマフラーを組み付けるだけだったんですが、ここで 問題発生!
マフラージョイントガスケットを買うのを忘れてました... orz
純正マフラーのガスケットは3年近く乗ってるので焼き付いてしまって再利用不可能。いつもバイク買ってすぐにマフラー交換しちゃうのでスッカリ忘れてました。(T_T)

このままでは終われないので息子のデミオを借りて近所の二輪館まで走りましたが、「ガスケットの扱いはキタコのみで、キタコの適合表にはアフリカツインは載ってない」と...
このまま帰るのも悔しいのでライコランドに電話で問い合わせ。ライコも似たような回答で純正取り寄せはGW明けになるとのこと。
最後の砦でアフリカツインを購入した赤男爵に電話問い合わせ。やはり在庫は無くホンダ純正部品は早ければ週末、遅ければGW明けの取り寄せになると...

はい、詰んだぁ...

もぉ宛がないので赤男爵に取り寄せをお願いして本日の作業は中断となりました。(泣



... 数時間後。
夜になってちょっと冷静になって、Amazonに在庫がないか調べていないコトに気が付き検索。Amazonでも純正品の取り扱いは無かったんですが社外品で1点該当するものがヒット。
見てみるとアフリカツイン適合で、他にもCBR600FやCBR600RRと共通の部品だということが判明。

考えてみればガスケットなんて専用部品のわけが無く、複数車種に適合してるのが当たり前ですよね。どうもホンダ車用として販売されている φ54.7×φ48.7×28.5mm というサイズがアフリカツイン適合の様です。

そして、このサイズのガスケットはキタコでも販売していることが判明しました! 型番JPH-2というのがソレ。確かに公式サイトの適合表にはアフリカツインは載っていませんがサイズはドンピシャでCBR600F適合と記載されています。

要はキタコが適合表の更新をサボっているだけで、今日行った二輪館でも買えたんじゃないか? っていう... orz
なんかもぉイロイロがっかり... 二輪館で買えてれば今日中に作業終わったのに...

下調べって大事ですネ。(´Д` )
こんな時期に毎日外出するのもアレなんで、Amazonで発注かけました。赤男爵に注文した分は予備パーツとして保管しておくことにします。

というコトで、ガスケットが到着したら後編に入りたいと思います。
大きさがこんなに違う! 交換後はかなりシュッとするんじゃないかと期待。^^

2020/04/26

4ヶ月ぶり

年末の骨折からのギックリ腰でまるまる4ヶ月間バイクに乗れない生活が続いたんですが、ようやく動ける様になったのでアフリカツインで早朝散歩に行ってきました!

コロナ禍の最中、出歩くなと怒られるかもしれませんがコンビニにもよらず、バイクを降りたのは人が全くいない霞ヶ浦湖畔だけなので多目に見てください(これ以上バイク無し生活は耐えられなかった ^^;;)。


超久しぶりのライディングでしたが、DCTだというのもあって跨がった瞬間からブランクが無かったかの様に普通に乗れちゃいました。姿勢も楽だし出力特性も穏やか且つトルキー、フロント21インチのゆったりしたハンドリングと兎に角ライダーに優しいバイク。これがカリッカリのSSだったら4ヶ月もサボったら1〜2時間のライディングじゃ違和感しか感じれなかったでしょう。改めてアフリカツインの良さと懐の深さを再認識しました。

乗れなかった間YouTube見ながら次はR nineTか? いやいや新型のS1000XRも良さそうダゾ、やはりTIGER 900も捨てがたい、V85TTやKTM 790ADVも乗ってみたい... とモンモンとしてたんですが、ま〜だ暫くアフリカツインから離れられなさそうデス。^^;;


今年のGWは遠出するわけにもいかなそうだし、ロングツーリングに行けるのはいったいいつになるんだろう... キャンツーも行きたいトコだけど昨今のキャンプブームのせいでコッチも望み薄。乗れない期間が長くなるとイジりたい熱が沸いて出費増えちゃうんで困るんだよなぁ(笑)

廃船がカッコ良くて思わず撮ったんだけどiPhoneじゃ厳しかった ^^;;


2020/04/19

Peak Design Travel Tripod

年末の骨折直後に届いたんで投稿忘れてたんですが、毎年恒例の Kickstarter での Peak Design 新作祭りに去年も参加していました。
出資したのが去年の6月だったので半年以上待たされましたが、待望の Peak Design Travel Tripod が今年の1月に手元に届きました。そろそろ国内での販売も開始されている頃ですかね。

私の撮影スタイルだと三脚の使用頻度って非常に低いんですが、今回の Travel Tripod は完全に一目惚れ。必要/不要に関係無く Peak Design ファンとしてポチらずにはいられませんデシタ。^^;;

脚が円柱である以上必ず生じるデッドスペースの解消、コンパクト且つ機能的な自由雲台、PDエコシステムに最適化されたサイズやディテール、等々... と既存の三脚に納得できていなかったPDファンの痒いとこに手が届きまくっているデザインが兎に角素晴らしい。既成概念に囚われず三脚を再発明したと言っても過言では無い出来です。

専用の三脚ケースが標準で付属。これがまたカッコイイんだ。^^

ケースにはアンカーリンクを着けるループが用意されているのでPDのストラップを装着可能。
Peak Design Travel Tripod はカーボン脚とアルミ脚の2種類があります。私が購入したのはアルミ脚。300gの軽量化に1.5万円の追加投資は出来なかった(笑)
縮長39cm(5段)のいわゆるトラベル三脚にカテゴライズされる製品です。私も以前、他社のトラベル三脚を使ってたんですがこのカテゴリーの三脚はコンパクトにするため脚は細く、収納もセンターポールを伸ばして脚を反転させたりと使い勝手が悪く徐々に使用を避ける様になってしまいました。

Peak Design のデザイナーも同じ様に感じていたんでしょう。収納時のコンパクトさを犠牲にせず最大限脚を太くするため円柱で発生するデッドスペースを活用し、パイプを五角形にすることでコンパクトな収納サイズ(収納時直径8cm)のまま強度を増強しています。
直径8cm。500mlのペットボトルぐらいの太さ。

センターポールと脚の隙間は最小限。
また収納時に最大の障害となる雲台に関しては完全に再デザイン。見たこともない全く新しい自由雲台を生み出しました。この雲台が兎に角素晴らしい。非常にコンパクトで収納時は脚の基部と絶妙に接合されます。

使い勝手も非常に良く、Capture のベースプレートをクイックシューとして利用しているのでカメラの脱着はワンアクション。外周部にはクイックシューのロックレバーと雲台の角度固定ダイヤルを配置。外周部に配置したことでアールが大きく90°程度の回転でどちらも確実に固定できるのが非常に快適。
雲台基部の玉もこのサイズの雲台としては異例の大きさで安定感に大きく寄与しています。
コンパクト且つ使い勝手の良い自由雲台。固定操作系を外周部に配置しているのが秀逸。

カメラを縦配置することも可能。
脚を縮めた状態で高さ35cm。テーブルトップ三脚としても使えるサイズ。センターポールを引き出した最大高は152cm。身長172cmの私がほぼ直立でファインダーをのぞくことが可能な高さでした。

センターポールは分割式で付属のヘキサレンチ(これがまたカッコイイ!)で分割すると高さ14cmのローハイトモードで使用することも可能。
センターポールを逆付けしての俯瞰撮影・超ローアングル撮影も可能なのでコレ一台で大抵の撮影はカバーできそうです(マンフロ055の出番が更に減ってしまう ^^;;)。
このサイズの三脚としては非常にガッシリしている。

最大高152cm。充分な高さ。

付属のヘキサレンチでセンターポールの結合ボルトを緩めると...

センターポールを最小限の長さに分割可能。

ローハイトモードは高さ14cm。
センターポール下端にはウエイトフックが用意されていて、コレを外すと格納されているスマートフォンホルダーを引き出すことが出来ます。スマホホルダーが付属するあたりは今どきですねぇ。^^;;
このホルダーもクイックシステムに対応していてワンタッチで雲台に装着可能。
ウエイトフック工具不要で下に引きながら捻ると外すことが出来る。

スマホホルダー(手前)と外したウエイトフック(奥)

スマホホルダーは iPhone Xs Max の様な大型機でも使用可能。
雲台基部とウエイトフックにアンカーリンク用の穴が空いているのでケースを使わずに直接PDのストラップ(SLIDEとか)を装着することが可能。他社の三脚でもどうにかしてPDストラップを付けれないかと試行錯誤したことがあるのでコレは非常に嬉しい。

三脚ストラップは常に必要なわけでは無いし、三脚使用時は逆に邪魔になったりするのでアンカーリンクシステムを使用したPDのストラップはベストアンサーじゃないかな?
PDストラップなら一瞬で脱着出来るし、カメラと共用出来るので出先でも撮影シーンに合わせてどちらに装着するか選べるのはとても使い勝手が良い運用だと思います。
三脚本体にアンカーリンクを取り付けられる。

SLIDEを取り付けてみた。アンカーリンクなので脱着は一瞬。
縮長39cmはPDのバッグ類との相性もバッチリ。Everyday Messenger ならバッグ内に収納出来るし、Everyday Sling の三脚ベルトに固定しても丁度良いサイズ感。Everyday Backpack のサイドポケットに収納すると高さドンピシャでコレで縮長決めたんじゃないか? と思うレベル。

撮影時にノンストレス且つ運搬時まで快適に過ごせるのがPD製品の真骨頂だと考えているので今回の Travel Tripod はまさに Peakdesign 製品でした! ^^
Everyday Sling と。実は重量バランスが良く持ってるバッグの中で一番快適だった。

Everyday Backpack のサイドポケットに。高さドンピシャ!

2020/04/11

GODOX TT685N

朝、目覚めるとギックリ腰になってました(笑)
重いものを持ち上げたとか、急に立ち上がったとか何も無しで普通に目が冷めたら腰が痛くて立ち上がれなくなってました。初撃の激痛も無し。こんなギックリ腰のなり方もあるンですね。^^;;

ま、そんなコトは置いておいて先日スピードライト(ストロボ)を買いました。以前から欲しかったんですが、それなりに高価いし無ければ写真が撮れないというワケでも無いのでずっと後回しになってたモノです。

今回選択したのはGODOXのTT685Nというモデル。いわゆる中華系のメーカーですがカメラ関連では中華系は侮れないし、GODOXは最近ケンコーでも取り扱いを始めている注目のメーカーです。

パッケージには見慣れない漢字が... ^^;;

見た目やボタン配置はキヤノンのストロボにそっくり。

また機材がデカくなってしまった...(汗

スペックはザッと、
  • ニコンの i-TTL調光に対応。
  • ガイドナンバー 60(ISO100/200mm)
  • オートズーム対応
  • モデリング発光あり
  • ハイスピードシンクロ対応
  • 先幕/後幕シンクロ対応
  • キャッチライトパネル内蔵
  • ワイドパネル内蔵
  • 2.4GHz 電波式リモート対応
と、かなりのハイスペック。ニコン純正のスピードライトだとハイエンドモデルのSB-5000に相当する性能ですね。
こんな高性能モデルがAmazonで13,700円という超激安! SB-5000が定価72,500円なのでどんだけ安いんだっていう... ^^;;

縦90°、水平360°に首振り可能。好きな方向からバウンスさせられます。

キャッチライトパネルとワイドパネルは内蔵式。

電池は単3形×4本。久しぶりにエネループ復活。

ソフトディフューザーも付属。

液晶も見やすいしボタンのクリック感も良好。

カメラのストロボっていうと「暗いところを明るく撮る」ものだと思われがち(それも間違っては無いんだけど...)なんですが、実はそれ以上に重要な効果があります。
それが、高品質な光で撮影が出来るってコト。

ストロボ(外付け)の光はとても品質が良く、太陽光に近いバランスで各色がキレイに発光しています。なので色かぶりが少なく見たままの色を再現出来るんですね。ってことはRAW現像時にあれこれ色を調整する手間が省けるってことで、ポスプロが非常に楽になります。室内撮影は照明の影響を受けて色がコロコロ転ぶのであまり好きじゃ無かったんですが、ちょっと楽しくなりそうデス。^^

ストロボ無し。外の明るさに引っ張られて被写体は真っ黒。

ストロボ(直射)。色は正確だけどギラギラしてますね。

ストロボ(バウンス)。目で見た印象にかなり近い発色。室内撮影が楽しくなりそう♪