FanatecのQR2(クイックリリース2)を導入してしまいました。
ClubSport DD+の単品販売が始まれば、どうせ買い替えちゃうだろうしQRだけ変えても劇的な変化は無いと思うので先送りしていたんですが、「良いハンドルは良い軸に付けたくなる」ってなワケで、GT Neo 導入につられてQR2の軸+ハンドル側の受け(×3個)をポチってしまいました。^^;;
交換はとても簡単。そもそもFanatec製品はここら辺のアップデートを前提に設計されてるので、軸側も受け側も難なく交換できました。以外だったのは軸がUSB-Cで接続されていたコトぐらいですかね。
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左:QR1、右:QR2。軸の先がUSB-Cのジャックになってた。配線等無いのはイイですね。 |
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軸も黒くなったことでオールブラックになったGT DD Pro。ちょっとカッコ良くなった。^^ |
FFB等の感じ方に変化は無いんですが、多少運用レベルで改善したことがありました。
まずは脱着が楽になったこと。QR1は脱着時に引っかかることが良くあって、ちょっとしたストレスでした。慣れてないとハメるのも怖いし、外す時に引っかかると力を入れた瞬間にスッポーンと抜けて顔面怪我しそうになります。
それと比べるとQR2は軸が斜め且つ四角なので脱着はとてもスムーズ。欲を言えば、ロックがかかった時の手応えが「ゴスッ」って感じであまりキモチ良くありません。もっと「ガッチョン」って感じでハマれば最高だったんですが... ^^;;
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実際のレーシングカー(BMW M4 GT3)にも使用されているQR形状。 |
もうひとつが、瞬間的にトルクがかかった時の「ガキッ」って音が無くなったコト。
QR1は円柱の軸を可動式のボールで固定仕組みなので、瞬間的に力がかかると「一瞬ズレる→元に戻る」みたいな現象がどうしても起きてしまいます。んで戻った時に音が出るんじゃないかと推測してるんですが、やはりこの音キモチが良いモノでは無いし、そういう微妙なズレが累積してピン折れという最悪の結果を招くんじゃないかという不安が付いてまわります。
QR2にすることでソレが無くなるなら(DD+の単品販売も暫く無さそうだし)アップデートして置こうと考えた次第デス。
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左:QR2、右:QR1。軸の形状が丸→四角に、ホールドの仕方も可動式のボールで抑え込む形から2本のバーで挟み込む形に変化。 |
しかし、今回はハンドル新調した勢いでポチっちゃいましたが、もうちょっと価格何とかならなかったんですかね? アップデートの手段が提供されてるだけでも有り難いっちゃ有り難い(本体買い換えずに済む)んですが、複数個のハンドルを切り替えて運用してる身には、ハンドルの数だけ受けを買わなきゃいけないのはマジシンドイ... 今回は使用頻度の低い2本は切り捨てて3本(GT Neo、Formula v2.5、BMW GT2 v2)のみQR2対応にしましたが、それでも結構な金額になりました。
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Base-Side(軸)×1、Wheel-Side(受け)×3。 |
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GT Neo |
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Formula v2.5 |
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BMW GT2 v2 |
不要になったQR1の下取りとかやってくれると、もうちょっとアップデートの障壁低くなるんですけどねぇ...
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これ、下取りを... (^^;; |