2018/09/01

AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

ふっふっふっふ... 久しぶりにレンズ買ってしまった。(中古だけど)
FXになってからレンズ買うペースが激落ちしてたので超嬉しい♪ FXレンズももうちょっと安くなればイイんですけどねぇ。Zレンズは更に高くなるみたいだし厳しい... ^^;;

AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR。巨大な前玉がFXらしい! ^^

ってなワケで今回導入したのは AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR。ズーム倍率10.7倍の高倍率ズーム。トラベルレンズとか便利ズームとか呼ばれてる部類のレンズ。一般的には画質を犠牲にして利便性を優先した設計のレンズが多く、画質の為にデカくて高いフルサイズのカメラ使ってる人達とは相性の良くないジャンルのレンズですね(笑)

左が18-35mm、右が28-300mm。比較対象間違えたナ。デカさが伝わらない(汗

私自身もD750にしてからは単焦点の運用がメインで8割がた不満は無かったんだけど、ツーリング先で「ズームしたい!」とか、「24-85mmじゃ届かない!」ってシーンはやっぱありました。本気モードの時ならフレーミングを工夫したり被写体そのものを変更したりって工程自体が楽しめるのでイイんだけど、ツーリングの時はバイク旅>写真撮影なのでそこまで頑張りたく無かったんですネ(笑)

それとDX時代はD7100に70-200 f/2.8付ければテレ端300mm相当だったのがFXに移行して最大200mmになっちゃって、もうちょっと延長したいというのも以前からずっと考えてたんですよね。とはいえ頻度は高く無いのでその為だけに300mm f/4 PFとか導入するのは勿体なくて...

この辺りをマルっと解消してしまおうというので今回の選択になりました。
日帰りTRGなら28-300一本。泊まりで風景良さげなとこへのTRGでも18-35 + 28-300で画角フルカバー。これで足りない超広角や超望遠は旅スナップの域を超えてますから無視できます。

ワイド端はこんな感じ。
テレ端だとここま伸びる... ^^;;

で、ここからが本題なんですが、AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR。便利ズームではあるけど、その中で可能な限り画質を追求した贅沢な設計となってます。ニコンの「便利」は「単焦点レンズを3〜5本も持ち歩くよりは便利」ってあたりなんでしょうね。サードパーティの「コンパクトカメラ並に便利」とは向いてる方向が違います。

結果、フィルタ径は70-200mm f/2.8と同じ77mmの巨大な前玉。全長114.5mm、重量800gのナカナカにボリューミーなレンズとなってます。^^;;
手持ちでテレ端使うならD750の場合バッテリーグリップ付けた方が安定する程度の重量感。

使ってみた印象としてはピント面にしっかり芯があって、シャープネスも良好。質感描写も優秀で高倍率ズームとは思えない好ましい画を吐き出します。間違ってもコンデジ並の画にはならないので、安心して気持ちよく撮影できますネ。

300mm, 1/320, F5.6, ISO 8000
70mm, 1/80, F5.6, ISO 1100
190mm, 1/200, F8.0, ISO 5600
28mm, 1/30, F8.0 ISO 250
100m, 1/800, F8.0, ISO 100
300mm, 1/320, F5.6, ISO 2200
48mm, 1/50, F5.0, ISO 280
105mm, 1/125, F8.0, ISO 400

f/3.5始まりってDXの頃はボケ的にもSS的にも不足感があったんだけど、FXだと全然印象違うんですよネ。FXだともうちょい絞っても充分ボケるし、溶けるほどのボケが欲しければ一歩引いて望遠すればイイので問題無し。
SS足りなければ高感度耐性が高いので遠慮なくISO上げちゃえばこれまた問題無し。センサーがデカいことの恩恵を今更ながらに感じてます。
これでファインダーが明るければ文句なしなんだけど、ソレは贅沢だよね。^^;;