2017/07/09

純正パニアケース

400Xで使っていたヘプコ&ベッカーのExplorerですが、アフリカツインに移設する為にはステーの買い直しが必要でした。まぁステーは車種専用なので当たり前なんですが、コレが結構高価い。^^;;

加えてアフリカツインはオフ車らしくアップタイプのマフラーなんですが、この為普通に移設するとマフラー側(右側)だけが外に出っ張ってしまいます。なのでマフラーを避ける様にカットされた専用のケースや、逆に左側を40Lに大きくして左右の見た目のバランスを取るのが定番なんですが、そうするとケースの買い直しも必要...

今回は出来るだけ費用を抑えたかったってのもありますし、アルミケースで重量が増すことへの不安もあったので気に入っていたんですが、Explorerの移設を諦め純正のパニアケースを装着することにしてみました。
左側は40L。
右側はマフラーを避けてる分、容量が減って30L。

で、昨日一日使ってみての感想ですが、Explorerの方が使いやすかった(笑)
純正にも良いところはあるんですが私の使い方ではやはりExplorerの方が合ってる様です。^^;;

一番の問題は開き方。純正はサイドがガバっと開くタイプ。Explorerはトップが開くタイプ。コレはExplorer買う時の決め手になった部分なんですが、カメラやら小物といった頻繁に出し入れするモノを突っ込んでおくには上開きの方が圧倒的に使い易いです。というか、横開きだと小物をそのまま放り込むことがほぼ出来ません。フタを開けた時に落としてしまう可能性が高い。結局私は小物収納の為に純正のポーチを買ってしまいました。
小物収納用に純正ポーチを導入。
マフラーを避けてるので使いづらい内部形状... (´Д` )

更にこの使い勝手に差を付けたのが鍵に対する考え方の違い。
Explorerはラッチだけ掛けておいて鍵は掛けない(長時間離れる時だけ鍵を掛ける)使い方をしていました。コレが純正だと出来ません。必ず鍵を掛ける必要があります。鍵はワンキーシステムでバイク本体の鍵を使用するので、結果としてエンジンが掛かったままちょっと財布とかを出し入れして... という使い方が出来なくなりました。コレがかなり面倒。(´Д` )

まぁ横開きなので走行中に不意に開いてしまうリスクを考えれば当然なんですが、そもそも横開きを希望してない私としては... ^^;;
結局、頻繁に出し入れするモノはケースに仕舞わないという様に運用方法を変更せざるを得ませんでした。
メインキーで兼用。本体への固定もフタのロックもコレで行う。
フック等を掛ける場所が無いのでこの上への積載は無理。

まぁコレはあくまで「私の使い方」に合わなかったというだけなので、良い点もまとめておきます。

先程の話と矛盾しますが、ワンキーシステムは楽。普段持ち歩く鍵が減るのはやはり素晴らしい。(私の場合トップがExplorerのままなので減らないけどw)
鍵の掛け忘れも絶対に起きないので防犯上も効果があるでしょう。

左側(40L)にインカムを付けたヘルメット(TOURCROSS 3)が収納出来る。バイクを離れる時にメットが目につかないとこに仕舞えるのは助かりますネ。インカム付いてると盗難も心配だし、外に出しておくと傷や雨も心配なのでコレは想像以上にキモチが楽になります。^^
左側は40Lの大容量に加えフラットな内部なので使い易い。^^
インカム付けたままのTOURCROSSが収納出来る!

ステーが不要。ヘプコ&ベッカーのステーもボルト4本で脱着できるんですが、その手間すら不要。パニアケースは常に必要なものでは無いので外した時に見た目がスッキリするのは嬉しいです。

軽い! これは強度との天秤になってるので一概に利点とは言えないかもしれませんが、ケースの有無で乗り味が変わらないのは嬉しい。もちろん荷物を入れれば重くなるんですが、その時でもケースそのものの重量は影響しますからね。アフリカツインは簡単にリアのイニシャルを変更出来るんですが、こう軽いとあまりイジらないかも... ^^;;
パニアケースの裏側。3本の爪でガッシリ固定する仕組み。加えてタンデムステップステーも支点になる。
ケースを外すとスッキリ。^^

こうやって書くと良いとこも沢山あるんですよネ。旅行の荷物とかキャンプ道具の様な頻繁に出し入れしない荷物を入れるには良い選択だと思います。
簡単に買い換えるワケにもいきませんから、私は頻繁に利用する荷物はシートバッグやウエストバッグに入れることで運用していこうと思います。^^;;
MOTREKのシートバッグ16をリアシートに固定。