2020/07/22

瞳AFが犬猫対応!

Z50のファームウェアv.2.0がリリースされました。
このバージョンから顔認識AF・瞳AFが動物対応となり犬猫の顔および瞳を認識してAutoでピント合わせをしてくれます。

ワンコ撮影すると鼻先にピント合っちゃって瞳がピンぼけになっちゃうって "犬撮りあるある" ですよね? ここ機械任せに出来るのは非常に助かります。^^

ってなワケで昨晩、早速アップデートして試してみました。ウチのリビングはかなり暗めの照明でAFには厳しい状況なんですが、結果はバッチリ。ボーダーコリーは顔が黒いので厳しいかなと考えていたんですが、一瞬で認識しました。ボーダーが大丈夫ならバーニー、プー、ジャックは楽勝デス。





レンズが Z DX 50-250mm だったのでISO爆上がりでディテールは潰れちゃってますが、明るい屋外であれば改善されるので問題無し。

ワンコ撮りする時にオススメしたいのがシーンモード(SCN)の「ペット」。
普段は絞り優先(A)しか使ってなくてシーンモード(SCN)なんて使ったことが無かったんですが、今回試してみてかなり使えることが判明しました。

シーンモード「ペット」にすると、
 フォーカスモード:AF-A
 AFエリア:オートエリアAF
 測光モード:マルチパターン測光
 レリーズモード:高速連続撮影
 ISO感度:ISO AUTO
 顔・瞳AF:動物認識
 AF補助光:オフ
が自動で設定されます。

ワンコ撮りの設定は普段の撮影設定とはかなり違うので今まではユーザーモード(U2)にワンコ撮り用として登録していたんですが不要になりますネ。U2が別の事に使えるのは有り難い。「シーンモードなんて初心者用だろ」と馬鹿にして使ってない私の様な人は是非一度使ってみることをオススメします。^^;;

🐶 🐶 🐶

ファームウェアv.2.0ではもう一つ(個人的には)非常に重要なアップデートが含まれていました。v.1.1までのZ50ではフォーカスモードがAF-Sの場合、「ピント優先」でピントが合っていないとシャッターが切れませんでした。初心者向けには親切な設定だと思うけど、私はコレが大嫌い。

なぜかAF-Cでは「レリーズ優先」で合焦に関係なくシャッターが切れるので先週は常時AF-CでZ50を使っていました。

コレがv.2.0で、親指AF時限定なんだけどAF-Sでもレリーズ優先で合焦に関係なくシャッターが切れるようになりました!!!
普段から私は親指AFなのでコレでOK。D750と全く同じ感覚で撮影に集中できるようになりました。^^

購入して数日で「ワンコ対応」「レリーズ優先」のアップデートがあるって、ピンポイントで狙い撃ちされた気分(笑)
D750のサブとして買ったつもりだったんだけど、出動頻度が上がりそうデス。メインZ50、サブD750になる日も遠くないか? ^^;;

👾 👾 👾

そういえば、Z5が発表されましたネ。
CFダブルスロットになったことは評価できるけど、連写が最大5コマ/秒はちょっと制限しすぎ。サイズ/重量もZ6と変わらないし、ちょっと中途半端ですね。
Z5と比較することでZ50がどれだけ尖ってるかがより鮮明になったかもしれません。

「どうしてもFXじゃなきゃ嫌(でも予算は抑えたい)」とか「Z50は小さすぎる」って言うなら仕方ありませんが、予算に制限があってその中でニコンのミラーレスを使いたいっていうならやはりZ50がオススメです。^^