今回はダウンサイジングをテーマにBセグメントまで視野に入れてクルマ探し。候補に上がったのは、
- スズキ ジムニー
- MINI CLUBMAN
- シトロエン C3
- ルノー カングー
- マツダ MAZDA3
GW頃から試乗や見積もりを始めた結果、ジムニーはバックオーダー抱えすぎて8月納車は無理ということで泣く泣く諦め。
MINIは値段は高いし、乗り心地が硬すぎて(特にシートは最悪)NG。すっかりドイツ車になっちゃったネ。(´Д` )
カングーは初代と比べてデカくなってしまってダウンサイジングという感じでは無いし、ボディに似合わない非力なエンジンで運転して後悔しそう...
という事で早々に3台が脱落。
マツダ3は最有力候補だったんですが、試乗してガッカリ。遅すぎる... マツダは「刺激が無い=高級」って勘違いしてるんですかね? エンジンは非力すぎるしブレーキは初期制動がヌルすぎ、ハンドリングもダルだし、遮音性がやたら高いこともあって全く走ってる感じがしない。見た目はあんなカッコイイのに走行感はジジイの乗り物って感じ。
ボディカラーに遊びが無いのもガッカリでした。定番のソウルレッドは当然キレイなんだけど溢れることは容易に想像できます。期待のポリメタルグレーは広報写真と違いただのグレイ。余程の快晴じゃないとブルーの色味は出てきません。他の色はどれも地味なものばかり。以前のスポーティで操って楽しいマツダってのは今のマツダの目指してるとことは違うのかな? 現行路線は肌に合わないので選から外しました。
逆の意味で驚いたのがシトロエンC3。アバンギャルドなエクステリアデザインとアーモンドグリーン/ホワイトルーフのボディカラーが私の好みドストライクで以前から気になってたクルマ。見た目優先で走りは「普通に走ればイイや」程度で見に行ったんですが、試乗してビックリ! めちゃめちゃ良く走る!!
とにかくエンジンが元気で1.2Lとは思えない分厚いトルクでグイグイ車体を引っ張ります。組み合わされたアイシン製の6ATも空走感が少なくキビキビとした加速に貢献してる(MTならもっと楽しいんだろうなぁ 笑)。脚周りはシトロエンらしいフラットな乗り味。特に80km/hを超えたあたりからのグランドツアラー的な挙動は秀逸。シトロエン得意の "ふっかり" シートも健在でコンパクトカーなのに長距離ライドも苦もなくこなせそう。
低速時のステアリングが軽すぎるとか、エアコンの温度調整がタッチパネルとか、ACCが無いといった細かい部分では気になるところあるんだけど、自動車としての「キホン」がちゃんとしてるので重箱の隅として笑い飛ばせるレベル。
唯一最後まで気になったのはリヤシートの背もたれが全然倒れないこと。一応倒れるんだけど、30°程度の角度がついちゃう。ウチは大型犬を含む犬4頭と一緒にお出かけする必要があるのでラゲッジスペースが確保できないとちょっと厳しいんですよネ。
フラットになってくれれば... |
それでも試乗の帰り道に「ワンコ達にはちょっと我慢してもらって...」なんて嫁と相談するぐらいメチャメチャ気に入ってしまいました。クルマ小さくしたいという要件も満たしてるし走って楽しいのはナニモノにも代え難いなと。^^
(納車編に続く...)