2017/03/25

HEPCO & BECKER Xplorer

今さらですが、400Xに装着しているパニアケース HEPCO & BECKER Xplorer を紹介しましょう。納車前に装着してしまったので付いてるのが当たり前になってたんですが、最大の社外品なんですよネ。^^;;

HEPCO & BECKER はドイツのバイクアクセサリーメーカーでケースメーカーのヘプコ社とキャリアメーカーのベッカー社がくっついて出来た会社。ひと昔前にパニアケースの代名詞的存在だったクラウザー社も今はH&Bの傘下になっています。

そのH&B社の代表商品がアルミパネルと樹脂素材をハイブリッドさせ頑丈さと防振を両立させた Xplorer です。
私が装着したのはトップケースが45L、サイドケースが片側30Lのタイプでパニア合計で105Lの容量になってます。サイドケースには他にも40Lのタイプやアップマフラーに合わせて内側をカットアウトしたタイプも販売されてます。
スリムな400Xにはサイド30Lが丁度イイ。^^

両側30Lで幅はちょうどハンドル幅と同じぐらい。

グローブ、マップル、ロック、カッパ、ネット、ロープ等を普段は入れてます。

トップケースはヘルメットを入れても余裕。(2個は入らないけど...)

トップケースの幅があるせいでサイドケースの開閉でフタがぶつかることと、トップケースのフタが右開きなのが玉にキズだけど概ね満足。ソフトケースと比べると鍵がかけられる、雨でもそのまま走れるの2点が便利すぎてちょっと戻る気にはなれません。^^
バイクが小さいせいかサイドのフタがトップにぶつかる...
ちょっと捻りながら閉じれば避けられるので実用で問題は出ないんだけどね。^^;;

トップケースが右開きなのはちょっと使い辛い。
サイドスタンドかけたら左にバイクは傾くんだから絶対左開きの方が使い易いはず。

ロングツーリングやキャンプツーリングの時ぐらいしかフルパニアにはしないので簡単に脱着出来ることも私にとっては重要。H&Bはココも良く考えられててフタと同じキーを使ってワンアクションで脱着出来ます。しかもトップのキャリアは位置合わせのガイドバーを畳むことが可能で、ケースを外した時の見た目のスッキリさ具合もナカナカ。^^
サイドケースの固定用ロック。

トップケースの固定ロックはケース下。
トップ、サイド共にこの固定ロックを起こすだけで脱着が可能。

トップキャリアの位置合わせ用のガイドバーは折り畳み可能。

畳めば見た目スッキリ。

サイドケースを外した時って残されたキャリアステーがちょっと野暮ったいんですよネ。ココもH&Bは考えてます。4箇所のステー脱着用ボルトを1/4回転するだけでサイドのステーを超簡単に外すことが可能です。
サイドに残されたキャリアステーが野暮ったい...

4箇所に設置されてる脱着用ボルトをヘキサレンチで1/4回転するだけで...

サイドのキャリアステーがまるっと外れます。脱着に1分もかかりません。

サイドもスッキリ〜。

トップキャリアの折り畳み機構とサイドキャリアの丸ごと脱着機構で、これがフルパニアに出来るバイクだとは全く分からないぐらいにスッキリさせることが可能です。一部の純正パニアではそもそもキャリアが不要なものがありますが、それ以外でここまでスッキリさせられるパニアシステムはH&Bだけじゃないですかね?

パニアは付けたいけど、普段はシンプルにシュッと乗りたいって人にはH&B絶対お勧めです。^^
このリアビューでパニア仕様のバイクだとは誰も思わないでしょう。^^