すっかりシールドを使わなくなり、一年中ゴーグルで過ごしているので更にゴーグル運用を快適にすべく、MX界隈で話題になってたAIRFLAPSをTOURCROSSに装着してみた。
AIRFLAPSはレバーを倒すことでゴーグルを1cm弱顔から浮かすことが出来るというパーツ。機能も仕組みもとても単純なんだけど、コレが有ると無いとでは大違い。きっと普段からゴーグル使ってる人が考えたんだろうなぁ。^^
仕組みは単純なんだけど、それを快適に実現する為の工夫は入念に考えられているのも「現場から生まれた製品」っぽくて嬉しくなるところ。例えばゴーグルのベルトに接触する部分はローラー状になっていて意外なほど軽い力でゴーグルを持ち上げられる。ヘルメットに装着したゴーグルってそれなりにテンション掛かってるし、MX用のゴーグルって滑り止めのゴムが裏に引いてあったりするのでローラーが無かったらかなり使い心地が変わってたと思う。
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上の状態からレバーを前方に倒すことでゴーグルが前に押し出される。 |
デザインのポイントになってるレバーのデザインも絶妙。グローブ付けてても確実に操作出来る大きさが確保されてるし、前方に倒してもゴーグルの角度に沿っていて全く視界に入らない。良く良く考えられてるなと感心しちゃいました。
ちなみにTOURCROSSに装着する場合なんだけど、シールドとの同時運用はNG。位置的にどうしてもシールドに干渉しちゃうのでココは二者択一。ゴーグルだけであればシールドとの同時運用で、昼間はミラーゴーグル、夜間はクリアシールドなんて使い方が出来て便利だったんだけど、実際のとこ夜間走行はほぼしないので思い切ってシールドは外しちゃいました。
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TOURCROSSに装着するとこんな感じ。 バイザーの付け根が特殊な形状なのでオフメットと比べると装着位置はかなり限定的。^^;; |
で、効果なんだけど先ずはこの製品の目的であるベンチレーション。流石にめちゃめちゃ涼しいってほど風が入ってくるわけでは無いんだけど、顔に接触してたスポンジが浮くだけで夏場の不快感はかなり軽減。ちゃんと空気も流れるので装着前と比べれば全然快適。
ゴーグル内の空気の入れ替えが出来るので、雨の日の曇取りなんて使い方も出来そう。(今のゴーグルそんな簡単に曇らないけど... ^^;;)
ベンチレーションとは関係無いんだけど、AIRFLAPSの恩恵を最大限に感じられるのがヘルメットの脱着時。ゴーグル付けたままヘルメットの脱着するとゴーグルが顔に引っかかってかなり不愉快。以前それで顔に擦り傷付けたこともある。とはいえ毎回毎回ゴーグル外してからヘルメット脱着するってのも面倒だし、ベルトまでビシっとキメるのって結構大変なんだよネ。^^;;
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僅か数mm浮かせるだけで使い心地は全然変わる。^^ |
これがAIRFLAPSでゴーグル浮かしてやると全く顔に引っかからない。コレはかなり快適で一度味わっちゃうと二度と以前の状態には戻りたくないと思っちゃうレベル。ゴーグル外さなくなるし、AIRFLAPSがガイドになるのでベルトも常にキマってるのも嬉しい。
ってなワケで大満足。ゴーグル使ってる全てのライダーにお勧めしたい傑作ですよコレ。私自身ヘビロテ決定。半年以内にはVFX-WRも買うと思うのでソッチにも絶対装着ですネ。(^^)